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典型的なB型社長日記“バカと天才は紙一重!?”

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2011年 03月 17日

ヒンシュク覚悟で唄いました。

震災の当日の朝、いよいよ中学校の卒業式の日を迎えましてですね、来賓代表で挨拶してまいりました。
で、タイトルの通り壇上で歌を唄ってきました.....アンパンマンのマーチを。
こういう式典の時って、

"え~、…賜わりまして…"
"え~…甚だ"…ですとか、"

"…繁栄を希望します"…あ、これは天皇陛下のお言葉でしたね(笑)。


ともかくこのような形式ばった言葉を使いなれていなくて窮していたんですよ。そもそも卒業生に向けてのメッセージなのだから…と考え付いたのが「歌」だったわけです。そこで選曲したのが前述の歌なわけですが、この歌、弊社のFPのお客さんにもメッセージとして伝えていまして、最初は何故アンパンマンと怪訝な顔をされますが、じっくり歌詞を読みますと人生で何が必要なのかが紐解かれているわけですよ。



♪ 何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのはイヤだ  ♪
♪ 忘れないで夢を こぼさないで涙 だから君は行くんだ何処までも      ♪
♪ そうさ 忘れないで みんなのために 愛と勇気だけが ともだちさ      ♪


(歌詞 やなせたかし)


結論を申しますと、私的には卒業生の心にいい杭を打てたような気がします。
中学生にアンパンマンは適切か?なんて3日前までウジウジ悩んでいまして周囲にもかなり相談したんですけどね、近い将来、社会に役に立ってゆく彼らに…

"他人のことなんか考えられない、自分のことだけで精いっぱいだ"

…そんな思いが彼らの心にもしあるのであれば、それだけは払拭させたい…なんて思った結果、悩みが一気に解消されまして。

つまり、体裁のことばかり気にしすぎていたんですよね。


ところで、上述の歌詞はアニメのアンパンマンのオープニングで使われているものですが、これ2番の歌詞でして、何故2番の歌詞が使われているのか...作者はどんなメッセージを伝えたかったのか?アンパンマン関連で色々調べていた時に見つけたブログの受け売りなのですが、どうやら特攻隊で命を落とした作者の弟さんに関連しているようなのです。


卒業生には「自分で調べてください」って言ったんですけど、いい答えを見つけてくれたら私の役割は果たせたのではないのかな…自分としてはそう思ってます。






卒業式が終わり、会社に戻った15時ごろ、社内のラジオからは震災のニュースが流れていました。




震災からはや一週間が経とうとしている今日この頃…当社には岩手・宮城・福島に18人のお客様がおりまして、今のところ、3人しか安否の確認が出来ておりません。あと、親類はほぼ無事でしたが、ひとり陸前高田市の叔母の安否が判らずでして。

ある程度やるべきことはやりました。が、そのうち、このブログやツイッターを使って、実名を挙げて安否確認をすることも考えています。あと出来ることといえば、無事を祈るしかありません。

by zassoh-oggi | 2011-03-17 21:48


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