典型的なB型社長日記“バカと天才は紙一重!?”

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2015年 06月 04日

日本の構造をおかしくした...安売りへの飛び付き

以前の拙稿でも綴った覚えがあるんですけど、昔、仮面ライダー(何号かは定かではありませんが…)のシナリオでは、ショッカーが何処かのスーパーを開店し、超激安の品で住民をおびき寄せ、洗脳して仮面ライダーと戦わせる、というシーンがあったんですよね。結構このパターンが多くて、幼少時代に見たとはいえ、ちょうど会社を立ち上げた13年ぐらい前にこの映像が海馬から甦ってきまして、周囲にその事を呟くようになっていたんです。

ま、実際にショッカーというのは存在していないですし、これからも存在しないだろうと思いますが、何が言いたいかと申しますと、ストーリの設定をする際、石ノ森先生はおそらく大量消費社会に依存する日本人像に危機感を持っていたのかもしれない、と、そう思ったわけです。そんな風に考えましたら、石ノ森章太郎はなんて先見の明を持った漫画家だったんだ、と....量販店で開店待ちをする人々や商品に群がる人をみるたびに、そんなワンシーンを思い出すのです。そして現代......企業はコストを減らすために、大量に商品を国内で、そして海外で生産し、安く提供し、そして大量に捨てられる、というルーチンが完全に刷り込まれている、といってもいいほどの有様に。

確かに安い方が買いやすいし、有難いことだと思います...ですけど、その弊害は非常に大きいのではないでしょうか。その弊害を挙げれば沢山出てくるのでしょうけど、一括りにすれば、大きく失われた島国ニッポンの美学...そんなところでしょう。そもそも私たち日本人は、モノを大切にし、長く、永く使うことを誇りに思う人種であったのではないでしょうか。大袈裟な表現かもしれませんけど、それは擬人化する思考をもっているのではないか、という理由付けが出来る...そう思うんですよね。だって、昔の俳句や短歌を見れば、秋の夜長に虫の鳴き声を聴いて命の儚さを唄ったり、と言った具合に、人間以外の動物(昆虫含む)や植物までも人の気持ちに置き換え唄っていたわけですから。日本人の本質って、こういう「自然共生的」なエッセンスが非常に大きく占めているのではないでしょうか。

そして、ショッカーから本当に洗脳されてしまったかのように、人間界は自らの快適性・利便性を追求し、さらには安売り競争の結果、それ自体を簡単に享受できるようになってしまいました。その文氏が大きくなればなるほど、どこかに吹き溜まりが出来てしまいます。あの震災も、長年にわたる裏切り行為をした日本人への自然界の怒り、という考え方を拭うことが出来ないでいるんです。





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by zassoh-oggi | 2015-06-04 05:29