2010年 05月 21日
ポレポレ(スワヒリ語で「ゆっくり」)続けてきたイタリア語の独学ですが、なんとか半年続きました。 翻訳家のI氏の鼓舞、そしてfacebookのチャットやメールで無茶苦茶な文法の使い方にもかかわらず、寛大な心で受け入れてくれたベッティやキアーラなど現地の人達のお陰で、やる気も充分維持しています。そんな人の支えを実感し、有難く思っています。そんな方々のご厚意を無にしない為にも早く我が体に浸透させようと、煙たがれるのを承知でこのブログとか、他の人のブログのコメントにもイタリア語を入れた事がありましてね。タンゴ一つでも使わないとやはり覚えられないので。しかし、今思うと、なんかおかしい使い方だよなぁっていうの沢山ありますな... イタリア語に限った事ではないんでしょうが、勉強しているうちに、色々ハッとさせられる事ってありましてね。特にこの国の言葉というのはは日本でも多く使われているんだなと気づかされました。スパゲッティやパスタはもちろん日本の食文化に組み込まれているようですが、商品名でいくと、車の名前でダイハツの"tanto(たくさん)"だとか、トヨタの"passo(歩み)"、あとだいぶ昔ですがいすゞの"piazza(広場、居場所)"...小学校でローマ字読みを教わるから商品名をイタリア語にするとなじみやすいのか?さらには前に述べた音楽の世界でいくと、"fortissimo"(「強く」の最上級)、"mezzo"(半分)等々符号の名称は全部イタリア語なんですね。 以前拙稿にて、日本はカタカナ言葉が多すぎる、何処の国か分からんと半分けしからん調で綴った事があった私ではあったんですが、よく考えて見ると、このような名前が日本に存在しているからこそ、単語一つ覚えるにしてもすんなり入れるのかもしれません。 ..が、独学も最早限界を感じていましてね、学校に通うことを考えています。一番の課題は会話脳が全く出来ていないこと。聴くだけでしたら、CDだとか現地のラジオ番組のポットキャストで "otto e mezzo"というのがあるのですが、それらで多少慣れたんじゃないかというレベルではあります。 しかし、問題は喋るほう。この近所で話を聞いてもらう事が出来る人と言えば、平尾のピザ屋S君しかいません。というわけで、度々彼の店に行って会話&現地の面白言葉なんかを教えてもらうわけです。Parlaccio(俗語)こそすんなり頭に入るものの、会話は全然頭がついてこれない、固まっちゃうのです。あとの手段は、仕事が終わって家に戻った深夜なんかに、チェルシー相手に会話するぐらい....これじゃぁ間に合わない。 ....そこで慣れることが急務と感じ、前述のようなこと思いついたわけです。 もちろん行くとなれば全ての課題を克服せねば、ということで備忘録がてら克服事項を書き記す事にしました。 まず、前置詞(di per da su con in a)は未だにメチャメチャ。現在は英語感覚(=of =for =from,by =on =with =in =to)で使ってますがなんか違うらしい...例を挙げますと、「現在はローマに住んでるの?」だと、何故"adesso abita in roma?" ではなく、"adesso abita a roma?"なのか理解できていません。 さらに動詞(-are -ire -ere)の活用は覚えきらんと言う意味で課題メッチャ山積。現在形と近過去形、半過去形、再帰動詞はとにかく自分のものにするのみって腹くくっていますが、その他、接続形?とか条件法?などその言葉自体がなんじゃしょりゃ?というものが控えています。 そうなっているから仕方が無いのはよーく解るし、郷に従わないといけないのもよーく解るのですが。 .....まだまだ、入門編の域を脱することは出来ず。もうひと揉みされないといけないようですな。 ----- ところで、またまた次男大揮の話なのですが、 うちは食べ物に敬意を払うという観点から、子供たちには、食べ物の前に「お」とか「ご」を付ける事を意識するようにと言い続けています。「ご飯」だとか、「お野菜」「お肉、お魚」てな感じで。以前、そんな思いを太宰府天満宮のM氏に話し、その根拠の有無について尋ねたところ、学術的な根拠は全くないそうです。ともかく私的には自分の命をつなぐために死んでくれた全ての食べ物に対しての最低限の礼儀なんじゃないかと感じていまして...「おいなりさん」「飴ちゃん」など、大阪の人たちは良く使っていますよね。 まあ、子供たちは素直ですぐ意識するようになるんですよね...正当な理由があると。ですが、以前お鍋に入っていたカニを大揮に食べさせようと促した時、彼からこっ酷く怒られまして...それが... ....おカニだろ"って。 ウッと来た後、「そうだな.....ゴメン。でもそれはいいよ。」ってしか返せませんでした。 .....ん~、確かに矛盾が多いなぁ..と思いながらも、ちゃんと受け止めてくれていた事がとっても嬉しかった。 こちらも、闇雲に付けるようにと言っていた事を反省し、分類。備忘録として残しておきます。 「ご」を付ける....ごはん 「お」を付ける.... ・ 食べ物の種類の総称 (お野菜・お肉・お魚・お味噌汁・お米・お漬物・おにぎり・おまんじゅう・おはぎetc.) ・ もしくは具体的なもの (おダイコン・おねぎetc.) ・ 神事など (お祭り・お神酒・お正月・お節句etc.) ・ その他 (お風呂・お手洗い・お台所・お納戸etc.) 「お」をつけるが、幼少時にしか使わない.... ・ 身体に付いているもの (お顔・お目目・おしり・お口・お鼻etc.) 「お」を付けない..具体的なもの、もしくは片仮名の食べ物 (お牛肉・お人参・おもずく・オレタス・オスパゲッティ....やっぱり可笑しいね) チェルシー?無論「お犬様」でしょ! Apr.8.2008~ 「マサイマラ支援プロジェクト」発足しとります。 (村上龍さんのウェブサイト「JMM」にもリンクを貼ってもらっています。メールマガジン登録はこちらから) ケニヤ共和国では2007年12月末から約2カ月近くにかけて起こった暴動により(現在は終息しました)観光収入が激減し、動物たちを密猟者から保護するレンジャーたちの活動費や、肉食獣によるマサイ族の家畜の被害賠償に充てるお金が枯渇状態に陥っています。このままでは密猟者から常に生態系を脅かされることになってしまいます。野生動物保護の最前線で活躍するレンジャーたちを支援してください。 マサイマラで何が起きているのか!!詳しい状況ははこのサイトをご覧ください。 …んな訳でスピーディに資金をつくる為、「マサイマラ支援プロジェクト」を発足しました。 私にはまったくホームページの知識が無いので、このエキサイトブログで最低限告知できるウェブサイトを作りました。全国の方々が注文できるように注文ページも完備しています。 見た目は非常に悪いですが、一人でも多くの人に知って、支援してもらいたいです。 どうぞ宜しくお願いいたします。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
by zassoh-oggi
| 2010-05-21 14:13
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