人気ブログランキング | 話題のタグを見る

典型的なB型社長日記“バカと天才は紙一重!?”

zassoh.exblog.jp
ブログトップ
2013年 03月 24日

バグダットから...

"Hi...."と、スカイプのチャットメッセージ。木曜の夕方のこと。 ケニヤで知り合ったエドモンドからの懐かしいメッセージに歓喜...仕事中の上に、あと30分もしたら、Pの新旧引継ぎで地元に戻らないといけない、という状態でしたがPCに向かいチャットに応じました。が、発信はイラクはバグダットからで...最初、誰かと思いましたよ。

ところで、アフリカ諸国の経済を一言で申しますと、政治家の私利私欲によって税収や支援金が使われてしまい、全国民が最低限の生活を確保できていない状況...つまり、ユニセフだとかWHOが出している写真のように貧困が絶えない国が多いのです。ですから、少しでも活況な国へと出稼ぎに行く人が多いのですよね。でも、その国に行くにもお金が必要...ですから、エドモントのように出稼ぎに行ける人というのもある意味幸せなのかもしれません。

私のケニア人の知り合いのうち、しっているだけで4、5人はカタールのドーハや、UAEのアブダビなど中東へ出稼ぎに行っています。でも、イラクは初めて聞きましたね。彼によれば、バグダッドはオイルマネーを投入した復興が急ピッチで進んでいるようです...そういえば確かにそうですよね。 イラクはサウジアラビアやオマーンなどといった産油国の一員ですからね。 しかし、かつて頻繁にあった自爆テロなどの治安の悪さは数段改善されたものの、平穏な日は毎日は続かないとのこと。もう終わりだと思った日が何度もある............でも家族の為にお金を稼がないといけない、と言っていたぐらいですから。 まだまだ遠いと思います...本当の平和という言葉に行きつくまでには。

ま、日本もでしょうね...物質ではなく本質の平和とか幸せという意味では。


そうそう、イラクといえば、2009年の2月、ケニアからの帰り道、経由地ドバイのレストランで、自衛隊の人達と知合ったんですよ。そう、イラクのサマーワへ派遣されていた自衛隊の小牧基地の皆さん...帰国して新聞読んでわかったことなんですが、その数日前、日本国政府から撤収命令が出てたんですね。テントでの生活のことや、死をいつも感じながらの作業、そして9.11以降のアラブ人に対しての想いが全て誤解だったことなどなど、のいろいろな話...もう断片的にしか覚えていないんですけど(笑)...その時のことが頭をよぎりました。


前日の拙稿ではないんですが、改めて感じましたね...あんた生きてんの?と、常に自問自答したいです。


エドモントは11月にケニヤへ帰省するそうです....家族に会うために。
そして、再会を約束しました。



とにもかくにも、無事を祈ります。






by zassoh-oggi | 2013-03-24 07:24


<< 回帰...そして新たなライフス...      なるこ4年生 >>