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典型的なB型社長日記“バカと天才は紙一重!?”

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2006年 10月 24日

朝、散歩中に思うこと

毎朝、犬の散歩の途中で、小学校や中学校へ通う子供達とよくすれ違います。

少子高齢化を反映してか、7時台後半から8時台前半になっても私が住む町内では子供の声が疎らです。裏通りに差し掛かると一人ポツンと歩いている小学校低学年の子供も見かけることもありました。犯罪の温床になってはいけないと思い、1年ぐらい前からほぼ毎朝、裏通りを中心にパトロールを兼ねるようになりました。

パトロールを始めた当初は、子供達とすれ違いざまに「おはよう!」と声を掛けても、
「知らない人に声を掛けられたら…」とご両親から言い聞かされているのでしょう、
蚊の鳴くような声での挨拶でしたが、
月日が経つに連れて「おはよう!!」と元気な声。
積極的に話しかけてくる子供達も出てきました。

また、誰が何処を通って学校に行くのかも大分把握できるようになりました。

そういえば、最近横断歩道を子供が渡ろうとしているのに、
そこを猛スピードで走り抜けるドライバーも良く目に付くようになりました。
「大人になったら、同じように停まってあげてね。」と、
どうして車を停めて上げられないのでしょうか。
大人が思いやりや、気配りを態度で示せていない…
多寡はあるものの、都会でも片田舎でも利己的な風潮は変わらないようです。

日本の至る所で、全く考えも付かない犯罪事件がおきています。
このプロセスにおける起算地点が子供の人格形成期にあると仮定すれば…
氷柱から落ちた水滴が背中に落ちるような、ゾクゾクッとした寒さが体をよぎります。

この子供達が大人になる頃は、かつての「地域社会」に戻ってくれるだろうか…
色々なことを頭の中に巡らせながら、
今日もパトカー犬「チェルシー」をつれてパトロールをしてきました。

朝、散歩中に思うこと_a0089470_2139267.jpg
 

出社して、窓から顔を出すと、川岸にはカラスと川鵜が仲良くたわむれて(?)いました。
鳥の世界は、まだ健全な地域社会を維持しているようで安心しました。
これって、かなりこじ付け!?

by zassoh-oggi | 2006-10-24 21:31


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